二重手術、埋没法のお話 ①

さてー、前回の二重まぶたのお話に続いて、手術のお話です。

前回の記事です。こちらもざっとお目通しいただけると嬉しいです。

二重(ふたえ)って何でしたっけ?(前回のあらすじ)

瞼を閉じた状態
瞼を開いた状態

図は使い回しですが、まぶたを開く時に、皮膚が瞼板と一緒にこんな風に引き込まれるのが二重まぶたです。

埋没法の仕組み

この構造を再現してあげるのが、二重の手術です。
埋没法の瞼板法ではこんな感じ。

挙筋法だとこんな感じ。

瞼板法も挙筋法も、瞼板が眼瞼挙筋に引き上げられる力が糸によって皮膚に伝わり、瞼板と一緒に引き込まれ、皮膚の糸を通した箇所が一番奥=二重のラインになる手術です。

埋没法で作った二重の特徴は

  1. 生まれつきの二重では、二重の線から下の皮膚全体が引き込まれるのに対し、埋没法では二重の線または線上の何点かが引き込まれるだけ。
  2. 埋没法では前述の二重まぶたを作る要素の【皮膚を引き込む力と抵抗】のうち、引き込む力を皮膚に伝えることが出来るだけで、抵抗は減らせない。

という二点です。

この二点を踏まえて、次回は埋没法に向いているまぶた、そうでないまぶたのお話をしますね。

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